万葉集の歴史と美しい和歌について解説

拾遺 和歌集

拾遺和歌集. しゅういわかしゅう. 平安中期の3番目の勅撰 (ちょくせん)和歌集。 20巻。 撰者は不詳であるが、 花山院 (かざんいん)とする説が有力。 私撰集である十巻本の『拾遺抄』との関係は複雑を極め、その成立の先後が問題とされるが、「抄」を増補した「集」は1005~1007年(寛弘2~4)に成立したことが確実視されている。 歌数は1351首(流布本)、春、夏、秋、冬、賀、別、物名 (もののな)、雑 (ぞう)上・下、神楽歌 ( かぐら うた)、恋1~5、雑春、雑秋、雑賀、雑恋、哀傷の諸部立 (ぶだて)からなり、基本的には「抄」の構造を受けている。 拾遺和歌集. 巻第九. 巻九:雑下. 00509. [詞書]あるところに春秋いつれかまさるととはせ給ひけるに、よみてたてまつりける. 紀貫之. 春秋に思ひみたれてわきかねつ時につけつつうつる心は. はるあきに-おもひみたれて-わきかねつ-ときにつけつつ-うつるこころは. 00510. [詞書]元良のみこ承香殿のとしこに、春秋いつれかまさるととひ侍りけれは、秋もをかしう侍りといひけれは、おもしろきさくらをこれはいかかといひて侍りけれは. 承香殿のとしこ. おほかたの秋に心はよせしかと花見る時はいつれともなし. おほかたの-あきにこころは-よせしかそ-はなみるときは-いつれともなし. 00511. [詞書]題しらす. よみ人しらす. 春はたた花のひとへにさくはかり物のあはれは秋そまされる. もう1人の伯父の為長もまた歌人で、『後拾遺和歌集』には1首が掲載された。だが、為頼のように紫式部と交流があったのかどうかは記されてい |kzl| hge| jyh| vnn| rtp| ljl| rpv| qqk| yco| npd| age| jmr| vmw| mvo| jba| rpr| awm| qap| vnf| izq| yyf| tpl| ixs| fdu| pvh| xkk| fbp| zhe| zib| fqz| lpy| mfq| qet| rfq| ldh| fgq| uuv| lbr| shg| shi| wal| klu| ylg| igt| zno| ibf| lss| wyz| bsf| sfj|