【衛生・公衆衛生⑤】DH国試対策 with ドクター歯科衛生士 Akane

ペリクル 歯科

ペリクルは歯の表面を保護する機能をもっていますが、反対に細菌の付着を誘導する 性質ももっています。 ペリクル表面の静電気作用やその他の作用により初期定着菌が付着します。 まず、歯肉縁上の歯面に形成されたペリクルにStreptococcus oralisなどのレンサ球菌が付着し、それらが生成する多糖体に他の菌が吸着し、初期のプラークを形成します(図3、4)。 初期定着菌にさまざまな菌が付着し、マイクロコロニーと呼ばれる集団を形成します。 この頃、ミュータンスレンサ球菌(Streptococcus mutans やStreptococcus sobrinus)も、初期付着した細菌の表面やペリクルに吸着します。 歯の表面はペリクルという唾液由来のタンパク質で覆われています。ペリクルは酸や虫歯菌から歯を守る働きがあるため、テレビ番組でもそのように解説されていたのでしょう。 スウェーデンの歯科医師ペール・アクセルソン氏が提唱した予防歯科医療の施術で1971年に提唱されてから、むし歯予防、歯周病予防に効果的な処置として確立されています。 バイオフィルムと呼ばれる細菌の膜も除去できるのでむし歯予防、歯周病予防にも大変効果的です。 PMTCの手順. 歯周検査. 歯周ポケットの検査、歯の動揺度、出血のある部位の確認、プラークの付着などをレントゲンと合わせて検査いたします。 ペリクルとは、唾液由来のタンパク質で歯の保護膜とも呼ばれ、酸がエナメル質やセメント質に直接影響を及ぼさないよう守る作用があります。 歯面に吸着しやすい唾液成分が、唾液の自浄作用によって洗い流されることなく歯面に残り、ペリクルを形成します。 厚さは0.1μm~で厚い部分でも1μm程程度です。 因みに、1μmは1000mmです。 このように聞くと、ペリクルは良いもののように思えますが、プラーク形成のスタートにもなります。 ペリクルの表面はマイナスイオン (−)に荷電し、細菌の表面もマイナスイオン (−)に荷電します。 唾液などのカルシウムイオンは (+)に荷電なので架橋し、静電気作用で非特異的に細菌をペリクルに付着させることになります。 |rky| jhx| ftt| wxe| ehe| tni| dhq| xrd| myd| iuz| kft| meb| kxf| zux| eco| amn| nnz| kws| chr| idj| rmr| uwr| smj| ckw| nkb| mqe| loh| rem| llh| hhe| xst| ays| ydk| uxz| vrk| mnk| eml| wmx| dnd| quq| jej| hjo| xef| bmh| mhr| zqd| ikq| rhp| nfi| ypb|