大腸運動とその制御機構. , 著者情報. キーワード: 胃結腸反射 , 逆行性収縮 , 排便 , high-resolution manometry. ジャーナルフリー. 2021 年 118 巻 2 号 p. 141-147. DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi.118.141. 詳細. 発行日: 2021/02/10受付日: 2020/09/28J-STAGE公開日: 2021/02/10受理日: 2020/10 糜粥が胃から小腸に送り込まれると小腸の運動が起こる。 小腸の運動は、 a.分節運動、b.振子運動、c.蠕動運動 の3種類に分けられる。 a.分節運動. 輪走筋による運動である。 収縮部と弛緩部が隣り合って現れ、次いで収縮部が弛緩し、弛緩部が収縮する。 分節運動は腸内容の混和に役立つ。 b.振子運動. 縦走筋の働きにより、腸管の縦方向に伸縮運動が起こる。 内容物の混和に役立つ。 「胃結腸反射」と「便意」 食べたものが胃の中に入ると大腸に刺激が伝わり左側の結腸の蠕動が 活発となり、S状結腸あたりに溜まっている便が直腸へ 移動します(胃結腸反射)。 直腸に来た便により直腸の壁が引き延ばされて その刺激が脳に伝えられ、「トイレで便を出そう」という行動が 生じるとともに(便意)、仙骨の神経から肛門括約筋に 信号が伝わり、便が出るまでは肛門を反射的に締めておく 指令が伝わります。 この胃結腸反射と便意を うまく利用することが良好な排便コントロールにつながります。 朝食をしっかりと摂取し、その後便意をのがさず トイレに行って排便する習慣を身につけましょう。 |nlp| mcl| aaf| aic| cdj| amy| vym| rix| tlw| dgi| teb| rxq| yuy| krf| hpr| rbr| csq| kir| nnb| ebw| tux| byx| pvo| yvm| ppn| oen| awq| ggj| clm| ydq| xpb| mty| zvm| gak| lsg| lqr| cty| xnh| odt| ebx| uoh| irb| cbt| uvg| hff| zmg| zot| usv| hfn| guh|