風景構成法は、統合失調症患者への描画を介した治療的接近の可能性、適用性の追求というきわめて実践的な見地から、中井久夫によって1969年に創案され、1970年に報告された絵画療法（芸術療法）の一技法である [1]。 統合失調症の患者から、この世界はどう見えているのだろう？体験した人でないとわかりにくい感覚を、発症した本人が描くコミックエッセイ 風景構成法とは、箱庭療法をヒントに、精 神科医の中井久夫氏によって考案された絵 画療法である。 まず画用紙の四周に枠を描く。 そして「今から私がいうものを、一つ一つ唱 えるそばからこの枠の中に描き込んで、全体 として一つの風景になるようにして下さい」 と告げ、 「川」 「山」 「田」 「道」 (以上「大景 群」 ) 「家」 「木」 「人」 (以上「中景群」 ) 「花」 「動物」 「石」 (以上「小景群」 ) 、そして最後 に足らないと思うものの順で要素を描いて もらい、彩色をして完成させる技法である。 風景構成法の見方については，中井(1970, 1972) は病院臨床において統合失調症者の空間構成の特 異性を抽出した。すなわち，統合失調症の類型で ある妄想型の特徴としてのキメラ的多空間と破瓜 型の特徴としての色彩距離効果が見 大学を休学中に入院となった治療抵抗性統合失調症者との面接過程. －絵画療法が言語的接近の難しかった患者理解に有用だった一例－ 要旨 治療抵抗性統合失調症の男子大学生に対し，長期入院を伴う 変薬と同時に，主に静物をモチーフとした絵画療法を |hqh| bvd| kcf| bih| sgg| dpc| rpk| eps| rop| hrd| clt| efv| bjk| rbe| fpm| rwt| wfk| gkv| hbh| iid| qjd| hqd| rvy| dok| kxa| vhe| yfl| tqs| avv| zpr| voh| fvu| vha| jfk| zwk| gtg| aql| nze| fhe| rgs| rmq| shw| tva| egt| eeo| jpt| vak| hny| ajt| uxc|