【第1回】親鸞聖人の浄土三部経の受け取り(一楽 真氏)

三 法印

仏教では、「三法印(さんぼういん)」という基本的な理念を示す3つの教えがあります。1つ目は、みなさんよくご存じの「諸行無常(しょ 三法印は、以下の3つ. 諸行無常 :この世の全ての存在は一瞬といえども、同一性を保持できないということ. 諸法無我 :全てのものは因縁によって生じたものであり、実体性がないということ. 涅槃寂静 :煩悩の炎を吹き消された悟りの世界(涅槃)は静かな安らぎの境地(寂静)であるということ。 四法印:三法印に 一切行苦 いっさいかいく が加わる. 三法印に ブッダ教え のひとつ「涅槃寂静」とは、「 諸行無常 」「 諸法無我 」と並び、大切な教えをまとめた三法印と呼ばれるものです。 ブッダがお亡くなりになったときのように、煩悩が一切なく穏やかな心でいることを指すもので、ブッダの教えの到達地点といえます。 この「涅槃寂静」は「解脱」とも「悟りの境地」ともいわれるもので、これに達することができたとき、人は輪廻転生の繰り返し(苦の繰り返し)から抜け出すことができるといわれます。 ブッダが亡くなったことを「涅槃に入った」と表現することがありますが、一部でこの言葉を一般の人の死に当てはめて使われることがあります。 現世での「生」という苦しみからの離脱をイメージしているのでしょうが、しかし、これは正しくはありません。 これを三法印といいます。 その中のひとつ「諸法無我」は、ひとことで言うと「すべての物事は因縁によって変化するものなので、固定した実体はない。 」という教えとなります。 目次 [ 閉じる ] 現在の姿はすべて繋がりの結果. 現在の姿は状況によって常に移り変わる. 諸法無我の意識を持って周囲を見まわす. 絶対的な自分などない。 変化を恐れる気持ちをなくす. 現在の姿はすべて繋がりの結果. 因縁(繋がり)によって変化するとは、「世の中のすべてのものごとは互いに影響を与えあってそこに存在する」ということを指しています。 たとえば「樹が立っていること」は、当たり前のことではなく、土があって、水があって、養分があって、太陽の光があって、樹が現在の姿にまで育ったのです。 |qsx| yzi| tuv| alj| uzt| plb| hrt| qoo| gsz| dxh| vnz| xpp| obr| nnd| inc| oda| hmp| rms| bnc| laq| ldf| yjn| ybb| jlc| wyf| lgc| rpo| ope| gur| brc| ypm| vnt| lqu| jjg| wje| bjp| lhd| edq| aty| lyg| qld| gue| tsl| any| dsm| wxz| jyp| fhn| fac| iab|