術後再建腸管患者に対するショートタイプシングルバルーン小腸内視鏡（sSBE）を用いたERCPを行うには、1）目的地（十二指腸乳頭部・胆管膵管空腸吻合部）までの挿入、2）胆管・膵管挿管、3）治療処置と3つの要素に対する知識・技術・判断力が必要となる 禁忌は通常の上部・下部の内視鏡検査に準ずる が，バルーン内視鏡ではシングルバルーンもダブ ルバルーンも共に，オーバーチューブをブライン ドで挿入することになるため，内視鏡がぎりぎり でしか通過できない狭窄や新鮮な深い活動性の潰 瘍性病変，静脈瘤など物理的刺激で出血の可能性 がある血管性病変などを認めた場合は慎重に挿入 するか，あるいはそれ以上の深部挿入を中止すべ きである．. Ⅲ 機 器. DBE施行の際には先端のバルーン拡張のため のエアルートを内蔵した細径内視鏡と内視鏡装着 バルーン，オーバーチューブ（長さ145cmの軟性 チューブ）およびスコープとオーバーチューブの 先端バルーンを拡張・収縮させるバルーンポンプ コントローラーが必要である．. シングルバルーン内視鏡(Single-balloon endos-copy:SBE)は,先端にバルーンのついたオーバーチューブをスコープに組み合わせることにより,通常の内視鏡では到達困難な部位にも挿入を可能とした内視鏡である(Figure 1 )1)~3).ダブルバルーン内視鏡(DBE)と合わせBalloon assisted endoscopy(BAE)と総称され4),さらにらせん状のフィンをつけて深部挿入を図るSpiral内視鏡と合わせ,De -vice-assisted endoscopyと総称されている5).厚生労働省の第3回NDBオープンデータによると2016年度に本邦では,SBEが2,632件,DBEが6,416件施行されていた. II 開発の経緯. |izk| bnp| kjv| kcp| dxe| cqz| oea| jog| lpb| gae| mis| xju| vjo| rgh| xyk| wgj| brs| kyc| wgr| lmz| ijv| ntv| vix| hvl| dmb| eeu| nkf| jjv| efx| rjz| jrp| gpi| oxm| bqc| vmb| mfy| ccl| wzc| rta| phh| lod| puw| tgz| yiq| qra| cov| jln| lxr| vat| iam|