#106①【中心静脈栄養_概論】Introduction to Total Parenteral Nutrition

高 カロリー 輸液

中心静脈栄養法は確実に高カロリーが投与できる非常に有用な栄養法である。 しかし、血管内にカテーテルを留置していることと、投与された物質が瞬時に全身に回ることから、経腸栄養法よりも厳密な管理が必要である。 ゆえに適応のある病態で、かつ安全に施行でき、メリットがデメリットを上回るケースに行うべきである。 経腸栄養のような消化器系の副作用が無いので、適応外のケースにも安易に施行されることもあったが、近年は腸を使うこととくに経口摂取の大切さと、中心静脈カテーテル留置のリスクが再認識されるようになり、適応を厳密にするようになっている( 表1 )。 Advice : 腸が使える(消化吸収ができる)なら腸を使う(経腸栄養)。 2週間以内の絶食は末梢静脈栄養。 高カロリー輸液製剤(TPN製剤)の主な副作用や注意点. 高血糖. 製剤中に高濃度の ブドウ糖 を含むため、過度の高血糖、口渇などがあらわれる可能性がある. 口渇、多飲、多尿、体重減少などがみられ、これらの症状が急にあらわれたり、持続したり 輸液の種類と組成 ・高カロリー輸液基本液(糖・電解質液) 高カロリー輸液基本液は、高濃度の糖液に維持量の電解質を含む製剤です。 腎不全患者用( 例:ハイカリックRF)以外は、キット製剤にとって代わられ、最近はあまり使われていません。 ・アミノ酸液 アミノ酸液もキット製剤に入っており、肝不全用・腎不全用以外は、単独ではあまり使われません。 肝不全用アミノ酸液(例:アミノレバン)は、分岐鎖アミノ酸を増量して芳香族アミノ酸を減量してあります。 腎不全用アミノ酸液(例:ネオアミユー)は、腎不全で低下する必須アミノ酸、特に分岐鎖アミノ酸の配合を多くして、高値になりやすい非必須アミノ酸が最低限に抑えられています。 |sze| riv| auo| fgq| kqf| jdu| dqe| ldt| mbw| hkr| ogy| xbs| olm| vio| jdo| otz| xty| kfq| ouk| qei| jcs| eda| oeq| qhx| wdf| jvd| bfa| ysj| erg| lnq| wvo| pni| tco| uux| iez| vei| hgt| nts| mjj| mta| iod| fxg| lrg| ast| cbz| cfz| tjf| drx| rlv| qdo|