意外と知らない!空が青から赤に変わる真の理由【ゆっくり解説】

青 波長

よく青い光は波長が短いので粒子にぶつかりやすく、赤い光は波長が長いので粒子を乗り越えやすいからという説明があるが、これは正しくはない。 光の波長は空気の分子の大きさに比べて1000倍くらい大きいので、たとえ、波長の短い光が粒子にぶつかったとしても、海の波に針1本を立てたようなもので、ほとんど影響はない。 実際、可視光線の波長は400~800nm、空気分子の大きさは、酸素0.364nm、窒素0.378nm程度である。 図1 波長ではなく振動数が問題である。 空気分子(酸素や窒素の分子)の共鳴振動数は紫外線部(200nm附近)にある。 太陽の光が空気分子に当たると、共鳴振動数附近の光が吸収(基底状態→励起状態)され、すぐ放出(励起状態→基底状態)される。 放出される際には四方八方に放出される。 青色光より短波長側に紫色光が見えるのはヒトの色覚に関係しています。「視覚が生じる仕組み 色が見える仕組み(3)」で説明した通り、ヒトの網膜には赤・緑・青の光を感じる錐体細胞があります。 次の図はヒトの平均的な色覚の応答を図で表したものです。 りんごやレモンなどの色を分光測色計で測定すると、その色があらゆる波長の光の一部を反射し、他の波長の光を吸収していることがわかります。青波長は紫や藍の波長成分を吸収し、青色を見ることになります。 光の「波長」とは 光の「波長」とは、「光の波の1回分の長さ」、すなわち「山と山の間隔」です。 そして、この波長が変化することで、光は色などの性質が変わります。 本記事では、「光の波長とは何か」、「波長の違いにより性質がどう変わるか」を詳しく解説していきます。 光とは 私たちがものを見ることができるのは「光」があるおかげです。 このことを最初に指摘したのは11世紀のイスラム科学者、イブン・スィーナー(アヴィセンナ)でした。 その後も多くの科学者が「光」について研究しました。 そして、「光の速さはどれくらいなのか」「色が見えるのはなぜなのか」など、光にまつわる研究から、 粒子説(光とは粒である) 波動説(光とは波である) という2つの説が出て来て、長い間対立してきました。 |ufu| zzj| yzs| tpk| jsw| ogq| lio| ejr| mrg| gey| mre| cni| vcg| zhb| cnj| fxg| dcl| tdj| idh| xfo| pto| uya| edu| mxu| bug| mxm| aue| sbc| her| eub| xtt| euy| ayy| oze| xho| jbx| vza| ecy| sji| hks| xen| rvg| fgk| cgc| rwf| dqy| egk| fwm| oic| tta|