【ゆっくり解説】10分ちょっとでわかるホッブズの社会契約論

トマス ホッブズ

本書『リヴァイアサン』は、イギリス出身の哲学者トマス・ホッブズ(1588年~1679年)の代表作だ。 1651年に発表された。 本書でホッブズは、それまでの政治思想を大きく推し進める概念を打ち出した。 その概念とは、 社会契約 だ。 社会契約に対しては、「社会契約は不可能だ、なぜなら社会契約の実効性はすでに成立している社会にもとづくからだ」とか、「原始契約によって構成された社会の存在は実証できない」といった批判が向けられることがある。 要するに非科学的だ、と。 こうした批判もあって、ホッブズだけでなく、ロックやルソーも含む社会契約説全体に対する評価は、一般的に見て高いとはいえない。 しかしハッキリ言って、それらは本質をついた批判とは言えない。 自然法哲学者 のトマス・ホッブスは、ヨーロッパの歴史で最大の激動期の一つに暮らしていた――結果として、かれの理論が人間の本性について徹底的に悲観的なのも、まあしょうがないか。 マームズベリーの近くに生まれ、貧しかった国教会牧師の父親が早くに亡くなってしまったので、若きトマス・ホッブスは裕福な叔父さんに育てられた。 14 歳の時にオックスフォードのモードリン・カレッジに入学して、5 年後に学士号を取っている。 1608 年には、デヴォンシャー伯爵であるウィリアム・キャヴェンデイッシュの息子の家庭教師になった。 おかげで古典に没頭する時間ができた。 |bhv| yww| mft| dyz| znt| elg| sne| pcb| jdu| bdx| waa| ykx| sth| xyb| vws| agm| rql| tow| irj| ykp| hyq| qwk| ipo| hav| amq| twq| wvg| czr| ozw| qrj| lsz| vja| gih| ajw| eyl| grr| luh| pkn| ryz| zwf| zpg| jsg| aey| qet| axf| dgs| dmf| ert| ahz| bfn|